初めての国立国会図書館 関西館

今日初めて国立国会図書館・関西館に行ってきました。これまで建物の近くを通り過ぎたことはありましたが、中に入ったのは初めてです。次男に誘われ、彼が運転するマイカーにて行きました。

まず駐車場は、無料。よく考えてみると、付近は、けいはんなブラザやけいはんな記念公園が有るような広大な土地を有する場所。無料でも不思議ではありません。朝の10時半頃に行ったためか、駐車場はガラガラ。好きな場所に停められました。

入り口からはとても近代的な建築物が見えます。そうです。これが国会図書館です。全面ガラス張りの豪華なビル。中を入ると複数の警備員がこちらに注目しており、若干緊張します。少しおどおどしながら入っていくと、「こちらは初めてですか?」と警備員から声を掛けられました。「そうです」と答えると、「入るためには入館証を作成していただかなくてはなりません。あちらの受付にてお作りください。」と愛想の良いおじさん風な警備員が親切に教えてくださいました。

受付に行くとこちらにも警備員のおじさん、および、受付の若い女性がおられます。そこで3年間有効な入館証を作成しました。

内部は写真撮影が禁止のため、カメラや大きいカバン等はロッカーに入れて入館せよと言われました。またスマホはなぜか持ち込み可能ですが、マナーモードに設定せよとのご指示でした。「スマホにはカメラ機能があるのに…」と思いつつ、荷物をロッカーへ入れ、いざ入館です。

内部もとても豪華。書架に至る通路にこれまた豪華で大きな椅子(MITメディアラボの伊藤穰一さんが座っているような椅子)が複数置いてあり、休憩できるようです。

また書架に到着すると、書籍検索の相談に乗ってくれそうなスタッフが複数おられます。普通の本を読んでも、わざわざ国会図書館に来る値打ちがあまりないので、「今日のテーマは自分の誕生日の新聞記事を読むことにしよう」と次男と示し合わせ、スタッフのお姉さんに検索方法を相談しました。すると、それまで暇で仕方がなかったので、待ってましたとばかりに親切に検索方法を教えてくださいます。教わった通り、目的地に縮写版があるとのことでしたので、そちらのエリアへ移動します。

そこには日本経済新聞の縮写版が陳列されていました。自分の誕生日の年月のものを探し出し、しばらく「back to the past」の世界に浸っておりました。新聞記事そのものよりも、そこに併せて掲載されている広告が面白いものが数多くあります。例えば、自動車の広告は、トヨタがカローラ、コロナ、パブリカ。日産はダットサンの名前で出ています。またいすゞや日野自動車、あと、今はおそらくない自動車メーカ(名前失念)の乗用車の広告も掲載されています。また、電気製品関連では、エアコンではなく「クーラー」の宣伝や、当時珍しかった「トランジスタ・ラジオ(ソリッドステート SONY)」というのも。テレビはもちろんブラウン管タイプで19万円台。一方、自動車は40万円台とそれぞれ値段まで書いてあります。よく考えてみると、自動車の約半額がテレビの値段だったわけで、テレビを買うことも自動車を買うことも、かなり気合がいることであったろうと想像します。今は、テレビは32インチくらいならば3万円台で購入でき、一方、車は軽自動車ならば50万円くらいとするならば、テレビは激安レベルになっていることがわかります。

ついでなので、自分の誕生日以外の新聞記事も見ようと、朝日新聞の縮写版コーナーにも行きました。1945年の8月のものを見たところ、終戦の日である8月15日までは、戦意高揚の記事ばかり。8月6日の広島の原爆や9日の長崎についても非常に被害を矮小化した記事ばかりでした。いかに新聞記事というのが世論操作に使われていたのかが良くわかりました。

それにしても近場にこれほどまでに豪華な施設があるとは知りませんでした。また行ってみたいと思います。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です